思春期ニキビと大人ニキビ

ニキビといえば青春のシンボルというイメージがありますが、大人になってからもニキビに悩まされる人はたくさんいます。
思春期ニキビと大人ニキビは、どちらも毛穴に皮脂が詰まってアクネ菌が過剰繁殖することが原因です。
しかし、毛穴を詰まらせる原因が発生する過程は、思春期ニキビと大人ニキビで全く異なるのです。

■思春期ニキビの発生原因
思春期ニキビは、ホルモンバランスの影響で皮脂が過剰に分泌されることで起こります。具体的には、男性ホルモンの分泌が増加することで、男性ホルモンが皮脂腺を刺激し、過剰な皮脂分泌を起こさせます。
そして、過剰な皮脂分泌をきちんと毛穴から排出することができなくなり、排出しきれなかった皮脂が毛穴につまってしまうのです。
ですから、思春期ニキビは、ホルモンバランスの変化が落ち着くと、自然に発生しなくなります。

■大人ニキビの発生原因
大人ニキビができる原因は、思春期ニキビよりも複雑です。
ホルモンバランスの乱れによって皮脂分泌が過剰になり毛穴をつまらせることもあります。また、肌のバリア機能が衰えることによって毛穴周辺の角質が硬くなって毛穴が詰まりやすくなることもあります。
最も多い原因としては、肌のターンオーバー機能が乱れることによって、本来剥がれ落ちるべき角質が肌表面に停滞することが考えられます。
また、肌の乾燥も大人ニキビの原因のひとつです。
潤いや水分が減少して乾燥しがちになった大人の肌は、その潤いや水分を補おうとして皮脂を過剰に分泌するようになってしまいます。そうすると、肌は乾燥しているのにニキビができるという状態に陥りやすくなるのです。

思春期ニキビの場合には、ホルモンバランスが落ち着くと自然に解消されます。しかし、大人ニキビは原因が様々であり、ストレスや睡眠不足などとも関連性があるためになかなか治りづらいのです。

■思春期ニキビの発生部位
思春期ニキビは、おでこや鼻にかけてのTゾーン、こめかみなどの皮脂腺が多い場所に発生します。

■大人ニキビ
大人ニキビは、アゴや口周り、フェイスラインなどのUゾーンに発生しやすくなっています。

■思春期ニキビの対処法
思春期ニキビを改善させるためには、皮脂対策をするのが最も効果的です。しっかり洗顔をして皮脂を洗い流し、さっぱりタイプの収れん化粧水や油分の含まれない保湿乳液で肌を保護しましょう。
しかし、思春期ニキビはホルモンバランスの変化が原因なため、スキンケアでは治りにくいのも事実です。20代になってホルモンバランスが落ち着けば自然に治ることがほとんどですから、あまり気にしないようにするのも一つの対処法だと思います。
あまりにも気になるという場合には、皮膚科にいって塗り薬や飲み薬を処方してもらい、悪化しないように対処療法を行うといいでしょう。
■大人ニキビの対処法
大人ニキビは、様々な要因が積み重なって発生するものです。ですから、発生を防ぎ症状を改善させるためには、生活の乱れや食生活の乱れを改め、肌を乾燥させないようにするのが最も効果的な対処法だといえます。